再エネをもっと身近に。

0120-996-428

営業時間10:00〜18:00

太陽光パネルがたくさん載る屋根の場合、どの程度設置すればよい?

屋根が広く、太陽光パネルを10kW程度まで設置できる住宅も少なくありません。

その場合、

  • 10kWフルで載せた方がいいのか

  • 少し減らして7kW程度にした方がいいのか

  • 5kWくらいでも十分なのか

と悩まれる方も多いと思います。

そこで今回は、太陽光の設置容量によって経済効果がどう変わるのかをシミュレーションしてみます。


シミュレーションの前提条件

今回の試算では以下の条件で比較します。

  • 年間発電量:設置容量(kW) × 1,100kWh

  • 購入電力単価:35円/kWh

  • 売電単価:9円/kWh

また、実際の家庭に近い条件として
年間自家消費量を5,000kWhと仮定します。

つまり、太陽光がどれだけ増えても
自家消費できる電気は最大5,000kWhまでです。

比較する設置容量と費用は以下です。

容量

設置費用(税込)

5kW

150万円

7kW

176万円

10kW(パワコン2台)

225万円


各容量のシミュレーション

10kW設置

年間発電量
11,000kWh

内訳

  • 自家消費
    5,000kWh

  • 売電
    6,000kWh

年間経済効果

自家消費
175,000円

売電
54,000円

合計
229,000円 / 年

設置費用
225万円

投資回収
約9.8年

20年間経済効果
約458万円

30年間経済効果
約687万円

30年純利益
約462万円


7kW設置

年間発電量
7,700kWh

内訳

  • 自家消費
    5,000kWh

  • 売電
    2,700kWh

年間経済効果

自家消費
175,000円

売電
24,300円

合計
199,300円 / 年

設置費用
176万円

投資回収
約8.8年

20年間経済効果
約399万円

30年間経済効果
約598万円

30年純利益
約422万円


5kW設置

年間発電量
5,500kWh

内訳

  • 自家消費
    5,000kWh

  • 売電
    500kWh

年間経済効果

自家消費
175,000円

売電
4,500円

合計
179,500円 / 年

設置費用
150万円

投資回収
約8.4年

20年間経済効果
約359万円

30年間経済効果
約539万円

30年純利益
約389万円


結果まとめ

容量

回収年数

30年純利益

10kW

約9.8年

約462万円

7kW

約8.8年

約422万円

5kW

約8.4年

約389万円


重要なポイント

このシミュレーションでは

回収年数

5kW
→ 約8.4年

7kW
→ 約8.8年

10kW
→ 約9.8年

となり、小さい太陽光の方が回収はやや早い結果になります。

これは、売電単価(9円)が
購入電力(35円)より大きく低いためです。

つまり、

  • 自宅で使える電気 → 高い価値

  • 売電 → 低い価値

という構造になっています。


それでも太陽光は多い方が有利

一方で、長期の利益を見ると結果は変わります。

30年後の純利益は

容量

30年純利益

10kW

約462万円

7kW

約422万円

5kW

約389万円

このように、容量が大きいほど最終的な利益は増えます。

理由はシンプルで、売電単価は低いとはいえ利益がゼロではないためです。


太陽光は長期設備

太陽光パネルは

  • 出力保証:25年

  • 実際の発電寿命:30年以上

と言われています。

そのため、太陽光の容量は回収年数だけでなく長期利益で判断することが重要です。


結論

屋根にスペースがある場合、

  • 回収の早さ重視 → 小さめの容量

  • 長期利益重視 → 大きめの容量

という考え方になります。

さらに最近は

  • EV充電

  • エコキュートの昼間運転

  • スマート家電の昼間運転

などを活用して、自家消費を増やす家庭も増えています。

そのような使い方ができる場合は、
太陽光を多めに設置した方が経済メリットはさらに大きくなると言えるでしょう。

一覧に戻る

TOPへ